O脚もX脚も痛みはなく、まっすぐ立った状態で膝の間に指が3本以上入る場合はO脚、内くるぶしがくっつかなければX脚と診断されます。
左右対称に変形がみられる場合は生理的な変形のことが多く、片側だけにみられる場合は股関節や膝関節の変形が考えられます。
女性に多い原因としては、「下腹部を突き出すような立ち方」、「つま先や外側に流れるガニ股歩き」、「ペタペタ歩き」、「足の指を使わない浮いたような状態での歩き方」、いわゆる「女の子座り」など、日常生活での姿勢や歩き方が挙げられます。
病的な原因としては、骨の発育や形成不全、靭帯の損傷、ケガなどが挙げられます。